VOICE

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名執裕介設計室の建主の皆さま

名執裕介設計室はこれまで多くの建主様に設計のご依頼をいただいてまいりました。
どの建主様ともしっかりと話し合いとムービープレゼンテーションをふまえたイメージの共有を大切に設計から施工に携わってまいりました。
名執裕介設計室にご依頼いただきました建主様のご依頼いただいたケースを一部紹介いたします。

G-house

コンセプト

夫婦の為の住宅の増、減、改築

夫婦のための住宅の増、減、改築です。南北方向に長く南面に開口部が取れない既存部分に対して、
全ての室に昼光による明るさを届けるための平面計画から検討を始めました。
合わせて親族の暮らす隣家への採光を妨げない配置計画もテーマとなりました。

作業内容:住宅の増・減・改築

施工期間:5.5ヵ月

相談内容

五感で感じる心地よさ
小さな住まいを豊かに演出する光庭

実家の隣地に建つ小さな平屋に暮らしていたGさん。
リノベーションか建て替えかで悩み相談をいただきました。
昼間も照明が必要だったリビングの解決策として当設計室が提案したのは家の中心に光庭を配置したプランです。
壁面の反射も利用し、一日を通して各部屋に光が届き、またあえて中・外・中の関係を作ることで視界の広がり以上の精神的な潤いを生み出すようにいたしました。
​​​​​​​建物の状態を調べると既存のまま使える部分も多いことがわかり、コスト面で有利なリノベーションを選択しました。

名執裕介設計室からの提案

五角形の光庭を中心とした
平面計画を提案

増築部の一辺と南北方向に正対した隣家への軸線を採用することで隣家南面への採光を妨げないボリュームを実現しております。
光庭を通して直接採光を得ることができる増築部分をメインの生活スペース(LDK)とし、日照条件の不利な既存部分には昼間過ごすことの少ない寝室や、WIC、水回り等を配しています。

空間に広がりを与える設計

回廊及びLDKに囲まれた五角形の光庭は室内とフラットのウッドデッキとなっていてリビングの延長として利用できます。遠近法の錯覚効果で内部空間に広がりを与えたり、明度の高い壁面からの反射を利用して周囲の室へ明るさを届けるといった役割を果たしています。

名執裕介設計室のムービープレゼン

長松寺の家

コンセプト

一年を通して暖かな家

新しく土地を購入されたご夫婦から、新築の住宅設計の依頼を受け設計した若い夫婦のための住宅です。「冬の寒さが辛い」という奥様のご意見から発想したのが日常で最も多くの時間を過ごすL ( 畳敷)DK 内部と外部との間に空気層となる中間領域を配置する平面計画でした。

作業内容:新築

施工期間:6ヵ月

名執裕介設計室からの提案

家の内部と外部の間に空気層となる
中間領域の配置

LDKの東側に位置する連続したサニタリースペース(ウォークインクローゼット、脱衣洗濯室、浴室)と、南側から西側へL字型に展開する広縁(土間)空間がこの中間領域にあたります。中央のLDKを障子で区切ることで、この中間領域が外気との熱移動の緩衝帯となり、空調時のLDKの熱損失を抑えます。( 北面は開口部を小さくすることで熱損失を小さくしています)外気温が穏やかな季節には、障子を開け放つことで土間をLDKに取り込むことができ(サニタリースペースを除く)1階全体を大きなワンルームとして開放的に使うことができます。

昼に蓄えた日射熱を
夜に放熱する蓄熱層を配置

南面には深く軒を出すことで夏は直射を遮りヒンヤリと涼しく、冬には日中の直射光を取り込む暖かな縁側となります。入側空間を熱容量の高い土間仕上げとすることで、昼に蓄えた日射熱を夜に放熱する蓄熱層としての機能も持たせています。

旅館みたいと言われます、住んでからの不満が本当にない住みやすい家です。

皆さん褒めてくれますね。もっとも新築の家に遊びに来て悪く言う人もいないですかね (笑) 。
自分達は全く意識していなかったのですが「旅館みたい」と本当によく言われます。
自分たちはそんなに旅館に行くわけじゃないので、特にそう意識したこともなかったんですが。畳が目立つからなんとなくそういうふうに言われるのかなと。
また、周りの友達からは住んでみてやっとわかったんだけど、、、っていうことをたくさん聞くんです。
でもうちはあまりそれがない。
私は生活にはルーティンていうの?決まった行動があると思っていてそれに沿ってウチを造ると失敗しない家づくりができるのかなと思っているので、名執さんにしっかり相談しながら決して全てお任せにせず自分たちの意見もしっかりヒアリング頂けたのがよかったと思っています。

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